アテンションシールのデザインデータ作成を依頼する前に|商品PRで失敗しない作り方

デザイン系の依頼

商品パッケージに貼るアテンションシールは、ただ目立てばいいものではありません。伝える内容、貼る位置、商品の価格帯、売り場での見え方まで考えて作らないと、安っぽく見えたり、肝心の訴求が伝わらなかったりします。

特に食品、美容品、健康食品、日用雑貨では、パッケージ本体を大きく変えずに訴求を追加できるため、アテンションシールは使いやすい販促手段です。ただし、デザインデータの作り方を間違えると、印刷会社へ入稿する段階で修正が必要になります。

アテンションシールのデザインデータを外注する場合は、印刷に使えるAIデータで納品してもらえるか、修正回数や提案数を事前に確認しておくと進めやすくなります。

アテンションシールをデザイン致します

 

アテンションシールは商品PRを短く伝える販促パーツ

アテンションシールは、商品パッケージに貼って購入者の注意を引くためのシールです。主に、商品の特徴やキャンペーン情報を短く伝える目的で使います。

よく使われる訴求は次の通りです。

  • 新商品
  • 期間限定
  • 数量限定
  • 人気No.1
  • 無添加
  • 国産素材使用
  • リニューアル
  • お得サイズ
  • 初回限定
  • まとめ買い対象

重要なのは、1枚のシールに情報を詰め込みすぎないことです。売り場で一瞬見たときに理解できる言葉を選ばないと、シールを貼る意味が薄くなります。

アテンションシールが向いている商品

アテンションシールは、パッケージの表面に追加で訴求を入れたい商品に向いています。特に、既存パッケージを作り直すほどではないが、売り場で伝えたい情報がある場合に使いやすいです。

商品ジャンル 向いている訴求 注意点
食品 新味、国産素材、無添加、季節限定 食品表示と誤認されない位置にする
美容品 保湿、敏感肌向け、香り、成分訴求 薬機法に関わる表現に注意する
健康食品 成分、飲みやすさ、続けやすさ 効能効果を断定しない
日用雑貨 便利機能、容量、使いやすさ 商品名や価格表示を邪魔しない
ギフト商品 限定感、贈答用、季節感 本体デザインと色を合わせる

アテンションシールは目立たせる役割がありますが、商品パッケージ全体の印象を壊すと逆効果です。目立つ色を使う場合でも、商品のブランド感に合わせる必要があります。

デザイン依頼前に決めるべきこと

アテンションシールのデザインを依頼する前に、最低限決めておきたい項目があります。

  • 貼る商品の種類
  • 商品パッケージの写真
  • シールを貼る位置
  • シールのサイズ
  • シールの形状
  • 入れたい文言
  • 目立たせたい優先順位
  • 希望する色味
  • 参考にしたいデザイン
  • 印刷会社の入稿条件
  • 納品ファイル形式

この中で特に重要なのは、パッケージ写真と貼る位置です。アテンションシールは単体で見て良くても、商品に貼ったときに浮いてしまうことがあります。依頼時には、正面写真だけでなく、実際に売り場やEC画像でどう見えるかも考えておく必要があります。

入れる文言は短く具体的にする

アテンションシールの失敗で多いのは、文言を長くしすぎることです。小さなシールに長文を入れると、視認性が落ちます。

文言は、短く、具体的で、購入判断に近いものを選びます。

悪い例は次の通りです。

  • こだわりの素材を使用したおすすめ商品です
  • 毎日の生活をより豊かにする便利なアイテム
  • 多くのお客様に選ばれている人気商品

このような文言は抽象的で、売り場で一瞬見ても伝わりにくいです。

改善するなら、次のように絞ります。

  • 国産素材使用
  • 数量限定
  • 香料不使用
  • 大容量タイプ
  • 初回限定価格
  • しっとり仕上げ
  • 冷やしておいしい

シールに入れる文言は、商品の強みを1つに絞るのが基本です。複数の訴求を入れたい場合は、シールを分けるか、優先順位を決めてメイン文言と補足文言に分けます。

形状は目立ち方と貼りやすさで選ぶ

アテンションシールには、丸型、星型、吹き出し型、帯型、変形型などがあります。形状によって、売り場での印象が変わります。

形状 印象 向いている用途
丸型 汎用性が高く使いやすい 新商品、限定、人気訴求
星型 強い販促感が出る セール、お得、キャンペーン
吹き出し型 説明感を出しやすい 一言コメント、注目ポイント
帯型 パッケージに馴染みやすい 高級感、シリーズ感
変形型 記憶に残りやすい 個性的な商品、店頭POP風

派手な形状ほど目立ちますが、商品によっては安売り感が出ます。高価格帯の商品や美容系の商品では、目立たせるよりも上品に見せる方向が合う場合があります。

色はパッケージとのコントラストで決める

アテンションシールは、パッケージと同化すると意味がありません。逆に、色が強すぎると商品本体の世界観を壊します。

色を決めるときは、次の順番で考えると失敗しにくくなります。

  • パッケージのベースカラーを確認する
  • 売り場で目立たせたい強さを決める
  • 商品の価格帯に合う色にする
  • 文字が読めるコントラストを確保する
  • 競合商品と並んだときの見え方を考える

たとえば、白や淡色のパッケージには赤や黄色が目立ちます。ただし、高級感を出したい場合は、金、黒、深い赤、ネイビーなどを使う方が合うこともあります。

印刷に使えるデータ形式を確認する

アテンションシールは、デザインが完成して終わりではありません。実際に印刷するには、印刷会社へ入稿できるデータが必要です。

よく使われる納品形式は次の通りです。

  • AI
  • PDF
  • JPG
  • PNG

印刷用として重要なのはAIデータです。Illustrator形式のデータがあれば、印刷会社側でサイズ、塗り足し、アウトライン、カットラインなどを確認しやすくなります。

JPGやPNGだけだと、確認用には使えても印刷用データとして不十分な場合があります。依頼前に、納品形式と印刷会社の入稿条件を確認しておきましょう。

デザインのみ依頼する場合は印刷手配の範囲に注意する

アテンションシール制作には、大きく分けて「デザインのみ」と「デザイン+印刷」の2種類があります。

依頼方法 内容 向いている人
デザインのみ 印刷用データを作成してもらう 印刷会社を自分で使う人
デザイン+印刷 デザインから印刷まで依頼する 印刷手配も任せたい人
テンプレート作成 決まった形に文言だけ入れる 簡単に作りたい人

デザインのみの依頼では、印刷会社への入稿や印刷手配は自分で行う必要があります。その分、印刷会社を自由に選びやすく、既に取引先がある場合にも使いやすいです。

依頼前には、印刷まで含まれるのか、デザインデータ納品までなのかを必ず確認してください。

アテンションシールのデザインデータだけを作り、印刷会社への入稿は自分で行いたい場合は、AIファイル納品に対応したデザイン制作サービスが合います。

アテンションシールをデザイン致します

 

初回提案数と修正回数を確認する

アテンションシールは小さなデザインですが、文言、色、形状、配置の調整で印象が変わります。そのため、初回の提案数と修正回数は重要です。

確認したいポイントは次の通りです。

  • 初回に何案出してもらえるか
  • 修正は何回まで含まれるか
  • 文字変更は修正扱いになるか
  • 色変更はどこまで可能か
  • 全面変更は追加費用になるか
  • 納期に修正期間が含まれるか

初回提案が複数あると、方向性を比較しやすくなります。修正回数に余裕があると、実際の商品パッケージに合わせて細かく整えやすくなります。

ただし、最初に伝える情報が曖昧だと、修正回数を使い切る原因になります。依頼前の準備が重要です。

薬機法や景品表示に関わる表現は慎重にする

美容品、健康食品、食品のアテンションシールでは、表現に注意が必要です。売れる表現を入れたいからといって、効果効能を強く言い切ると問題になる場合があります。

注意したい表現の例は次の通りです。

  • 痩せる
  • 治る
  • 改善する
  • 若返る
  • 必ず効果が出る
  • 医師も認めた
  • No.1
  • 最高品質
  • 完全無添加

使える表現かどうかは、商品ジャンルや根拠資料によって変わります。デザイナーに依頼するときも、最終的な文言確認は依頼者側で行う必要があります。

不安がある場合は、断定表現を避けて、事実ベースの表現に寄せます。

例としては、次のような形です。

  • 香料不使用
  • 国産○○使用
  • 1袋あたり○g
  • 持ち運びやすい個包装
  • 冷水にも溶けやすい
  • しっとりタイプ

商品の事実を短く伝える方が、リスクを抑えながら訴求できます。

EC画像にも使うなら視認性を重視する

アテンションシールは実店舗だけでなく、ECの商品画像でも目立たせる役割があります。ECではスマホ画面で見られるため、細かい文字は読まれにくくなります。

EC向けに作る場合は、次の点を確認してください。

  • スマホ画面でも読める文字サイズ
  • サムネイルで目立つ色
  • 商品名を邪魔しない位置
  • メイン画像の規約に違反しない表現
  • 他の商品画像と並んだときの差別化

ECでは、シール自体が小さく写ることもあります。実物だけでなく、商品画像にしたときの見え方も考えてデザインする必要があります。

依頼時に送るとよい情報

デザイナーに依頼するときは、次の情報をまとめて送ると進行が早くなります。

  • 商品名
  • 商品ジャンル
  • パッケージ写真
  • 販売場所
  • ターゲット
  • 入れたい文言
  • シールのサイズ
  • 希望の形状
  • 希望の色
  • 避けたい色や表現
  • 参考デザイン
  • 印刷会社の入稿テンプレート
  • 希望納期

特に参考デザインは、好みに近いものと避けたいものを両方用意すると伝わりやすくなります。「派手にしたい」「高級感を出したい」だけでは、人によって解釈が変わります。

アテンションシール制作に向いている人

アテンションシールのデザインデータ作成依頼は、次のような人に向いています。

  • 商品パッケージに販促要素を追加したい人
  • 既存パッケージを作り直さず訴求を変えたい人
  • 食品、美容品、健康食品、日用雑貨を販売している人
  • 印刷会社へ入稿できるAIデータがほしい人
  • 自分でIllustratorデータを作れない人
  • 複数案を比較してデザインを決めたい人
  • 修正しながら完成度を上げたい人

一方で、印刷や配送までまとめて任せたい場合は、デザインだけでなく印刷込みのサービスを選ぶ必要があります。自分で印刷会社に入稿できる、または既に使いたい印刷会社があるなら、デザインデータ納品型の依頼が使いやすいです。

まとめ

アテンションシールは、商品パッケージを大きく変えずに訴求を追加できる販促パーツです。ただし、目立つだけのデザインにすると、商品本体の印象を壊したり、売り場で伝えたい情報がぼやけたりします。

依頼前には、貼る商品、サイズ、形状、文言、色、印刷会社の入稿条件を整理してください。特に、印刷用AIデータが必要か、印刷まで含まれるのか、修正範囲はどこまでかを確認しておくことが重要です。

食品、美容品、健康食品、日用雑貨などに貼るアテンションシールを作りたい場合は、商品PRに使えるデザインデータを外注することで、パッケージの訴求力を高めやすくなります。

アテンションシールをデザイン致します

 

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