AI生成画像の手や指が変なとき|再生成せず修正を依頼する方法

デザイン系の依頼

AI生成画像がほぼ完成しているのに、手だけがおかしい。指が6本ある。指同士が融合している。関節の向きが不自然。このような問題で、そのまま仕事に使えないことがあります。

画像全体の構図や表情、服装、背景が理想に近い場合、手だけの問題を理由に何度も再生成するのは効率的とは限りません。

再生成するたびに、顔、構図、服、商品、背景まで変わる可能性があるからです。

画像全体は気に入っており、手や指、顔、背景の一部だけを整えたい場合は、AI生成画像を元にしてレタッチ修正を依頼する方法があります。

AI生成画像の修正・合成など画像加工します

 

AI生成画像の手や指はどこがおかしくなりやすい?

AI生成画像の手に起きる問題は、単純な「指の本数」だけではありません。

実際には次のような崩れ方があります。

  • 指が6本以上ある
  • 指が4本以下しかない
  • 指同士が融合している
  • 親指の位置がおかしい
  • 左右の手が逆に見える
  • 関節の曲がり方が不自然
  • 爪の位置や形がおかしい
  • 手のひらと指の比率が不自然
  • 持っている物との接触位置がおかしい
  • 指が商品や服にめり込んでいる
  • 腕から手首へのつながりが不自然
  • 手だけ画質や質感が違う

小さく表示すると気づきにくくても、ECサイト、広告、LP、SNS広告などで人物を大きく掲載すると違和感が目立ちます。

特に、人が商品を持っている画像では、手そのものだけでなく、商品との接触関係まで自然にする必要があります。

再生成と部分修正はどちらを選ぶ?

手がおかしいからといって、必ず部分修正を選ぶ必要はありません。

画像の状態によって、再生成したほうが早いケースと、レタッチしたほうが効率的なケースがあります。

状態 向いている方法 理由
構図も顔もまだ決まっていない 再生成 全体を作り直す余地が大きい
手だけが崩れている 部分修正 良い部分を維持しやすい
顔・手・服・背景すべてに問題がある 再生成を検討 修正箇所が多すぎる
商品画像やブランド背景が完成している 部分修正 既存要素を維持しやすい
同じ人物像を複数媒体で使う 部分修正 顔や構図の一貫性を保ちやすい
何度再生成しても手だけ崩れる 修正依頼 再生成の繰り返しを止められる

判断基準は、画像全体のうち「残したい部分」がどれだけ多いかです。

顔、表情、構図、衣装、照明、背景の大半を残したいなら、一部分だけを直す方法が向いています。

手だけ直しても不自然さが残ることがある

手の形だけを正しくすれば完成するとは限りません。

人物が何かを持っている画像では、次の部分も確認する必要があります。

  • 指が物体を正しくつかんでいるか
  • 接触部分に影があるか
  • 商品の形が手で変形していないか
  • 指が商品を貫通していないか
  • 手と腕の光の向きが一致しているか
  • 肌の色や質感が周囲と合っているか
  • 修正部分だけ解像感が違わないか

たとえば、カップを持つ人物画像なら、指を5本に直しただけでは不十分です。

カップの持ち方、指の重なり、接触部分の影、手首の角度まで自然に見える必要があります。

そのため、修正依頼では「指を5本にしてください」だけでなく、最終用途も伝えたほうが適切な修正を相談しやすくなります。

AI生成画像の修正依頼で送るべきもの

見積もりを早く進めるには、最初に必要な資料をまとめます。

用意したいのは次の4点です。

  1. 修正したい元画像
  2. 問題箇所の説明
  3. 希望する完成イメージ
  4. 使用目的

たとえば、

「右手の指が6本あるため、自然な5本指に修正したいです。ECサイトの商品紹介画像として使用します。手に持っているボトルの形は変えないでください。」

と伝えます。

さらに、理想的な手の向きが分かる参考写真がある場合は添付します。

参考画像は、完成画像と同じ構図でなくても構いません。

  • 指の曲がり方
  • 商品の持ち方
  • 手首の角度
  • 手の向き

などが分かる資料があれば、修正方向を共有しやすくなります。

顔の崩れも手と同じように部分修正できる?

AI生成画像では、顔にも部分的な問題が起こります。

たとえば、

  • 目の大きさが左右で違う
  • 視線が合っていない
  • 歯の数や形が不自然
  • 口元が崩れている
  • 耳の形が左右で違う
  • 髪の毛が顔やアクセサリーに融合している
  • メガネのフレームが途中で消えている
  • ピアスの形が左右で違う

といった問題です。

画像全体を再生成すると顔そのものが変わる可能性があるため、元の人物像を残したい場合は部分修正が向いています。

ただし、顔全体の構造が大きく崩れている場合は、局所修正より再生成が適していることもあります。

修正可能かどうかは、元画像を見てもらってから判断してください。

AI生成画像を広告に使う前に確認したい違和感

手や顔だけに注目すると、ほかの問題を見落とすことがあります。

商用利用前には、画像全体を拡大して確認します。

人物

  • 手や指
  • メガネ
  • アクセサリー
  • 衣服のボタン
  • 靴紐
  • 袖口
  • 髪の毛

商品

  • ロゴの崩れ
  • パッケージ形状
  • キャップや蓋
  • ボタンの数
  • 左右非対称な部品
  • 商品と手の接触部分
  • 反射や影

背景

  • 窓やドアの形
  • 椅子やテーブルの脚
  • 看板の文字
  • 鏡やガラスへの映り込み
  • 遠景の人物
  • 建物の構造
  • 物体同士の重なり

AI生成画像は、全体を一目で見たときには自然でも、細部を拡大すると問題が見つかることがあります。

広告や商品ページへ掲載する前に、100%以上の表示倍率で確認すると発見しやすくなります。

AI修正だけでなく実物写真を合成する方法もある

AI生成画像を仕事に使う場合、すべてをAIで作る必要はありません。

たとえば、

  • AIで背景だけ作る
  • 実物の商品写真を合成する
  • AI人物と実写商品を組み合わせる
  • 実物パッケージをモックアップへ合成する
  • ブランドカラーに合わせて背景を変更する

といった方法があります。

商品そのものまでAIで生成すると、実際の商品と形状やラベルが違ってしまうことがあります。

そのため、背景や使用シーンはAIで作り、商品部分だけ実写を使う方法が適しています。

対象サービスでは、AI生成画像の修正だけでなく、実物写真の合成やモックアップ合成も相談できます。

AI生成画像の修正・合成など画像加工します

 

モックアップ合成はどんな用途で使える?

モックアップとは、デザインを実物に適用した完成イメージを見せる方法です。

たとえば、

  • パッケージデザインを箱に合成する
  • ラベルをボトルに貼った状態を見せる
  • ポスターを壁面に掲示した状態を作る
  • スマートフォン画面へアプリ画面を合成する
  • 看板デザインを店舗外観へ合成する
  • Tシャツデザインを着用イメージに合成する

などがあります。

実物撮影前にイメージを確認したい場合や、商品ページ用の使用イメージを作りたい場合に使えます。

ただし、素材の画質や撮影角度が合わない場合、自然な合成が難しくなることがあります。

相談時には、使用したい画像をすべて送って確認してもらうことが重要です。

合成素材の角度が違うと何が起こる?

画像合成では、素材同士の角度が重要です。

たとえば、正面から撮影したボトルを、斜め上から見下ろすテーブル写真へ配置すると、商品だけが浮いて見える場合があります。

確認したいのは次の点です。

  • カメラの高さ
  • 被写体を見る角度
  • 光の方向
  • 光の強さ
  • 影の方向
  • ピントの深さ
  • 解像度
  • 色温度

元画像の条件が近いほど、自然な合成を作りやすくなります。

候補素材が複数あるなら、自分で1枚に決めてから依頼するのではなく、どの素材が合成しやすいか相談する方法もあります。

AI生成画像の修正を頼むときに「お任せ」だけは避ける

修正依頼では、「自然にしてください」「いい感じにしてください」だけでは方向性が分かりにくくなります。

最低限、次の3つを分けて伝えてください。

必ず直してほしい部分

例:

  • 右手の指を自然な5本指にする
  • 左目の形を右目に合わせる
  • ボトルのキャップ形状を正しくする
  • 背景の椅子の脚を修正する

変えたくない部分

例:

  • 顔は変えない
  • 商品ラベルは変更しない
  • 背景色は維持する
  • 人物の服装は変えない
  • 構図はそのままにする

参考にしたいイメージ

完成形に近い写真や、手の形、商品写真、背景イメージなどを共有します。

修正指示では、「直す場所」と「残す場所」の両方を伝えるのがポイントです。

修正回数を無駄にしない指示のまとめ方

画像修正では、納品後に細かく変更を追加すると修正回数を消費しやすくなります。

最初の依頼時に問題箇所をまとめて確認してください。

おすすめは、画像へ番号を付けて指示する方法です。

たとえば、

  1. 右手の指を自然に修正
  2. 左手首の角度を調整
  3. 背景の椅子の脚を修正
  4. 商品ボトルのラベル形状は変更しない
  5. 全体の色味は元画像を維持

という形です。

複数画像を依頼する場合は、

  • image01:右手と左目
  • image02:商品合成と影
  • image03:背景の差し替え

のようにファイルごとに分けます。

対象サービスでは軽微な修正は2回まで無料と案内され、大幅な構図変更や大きな差し替えは追加料金になる場合があります。

JPGとPNGのどちらで納品してもらう?

AI生成画像の用途によって形式を選びます。

形式 特徴 向いている用途
JPEG 写真向けで容量を抑えやすい SNS、広告、商品ページ
PNG 劣化を抑えやすく透過にも対応 合成素材、背景透過画像

完成画像をそのまま掲載するならJPEGで十分な場合があります。

後から別のデザインへ配置する場合や、背景透過が必要ならPNGを指定します。

なお、編集可能なPSDデータが必要な案件では、依頼前に対応可否を確認してください。

対象サービスでは、納品形式はJPEGまたはPNGで、PSDデータの納品には対応していません。

商用利用では画像の完成度以外も確認する

AI生成画像を広告や商品ページへ使用する場合、見た目が自然であることだけを確認して終わりにしないほうが安全です。

確認したい項目は次のとおりです。

  • 使用したAIサービスの利用条件
  • 商用利用の可否
  • 実在人物への酷似
  • 他社ロゴや商標の混入
  • キャラクターや著作物への類似
  • 商品表示の正確性
  • 人物写真との合成に必要な権利確認

レタッチによって画像を自然にしても、元画像の利用条件まで自動的に解決するわけではありません。

生成元ツールの規約や使用素材の権利関係は、別途確認してください。

「AIっぽさ」を消したいときに見る場所

AI画像らしさは、手や顔だけから出るものではありません。

次の部分も確認します。

  • 過剰に均一な肌
  • 不自然に完璧な左右対称
  • 意味のない背景文字
  • 不可能な反射
  • 不自然な照明
  • 素材感の違い
  • 物体の接続ミス
  • 同じ形の繰り返し
  • 小物の構造破綻

特に商品広告では、背景が美しくても、商品周辺の影や接触部分が不自然だと合成感が強くなります。

「AIっぽさを消してください」とだけ伝えるのではなく、違和感を感じる場所へ印を付けて伝えると修正方針が明確になります。

商品画像では実写とAI背景をどう組み合わせる?

商品販売では、実物の商品写真を維持し、背景だけAIで作る方法があります。

流れは次のようになります。

  1. 商品を実際に撮影する
  2. 商品部分を切り抜く
  3. AIで使用シーンや背景を作る
  4. 商品を背景へ合成する
  5. 光、影、色味を調整する
  6. 商品ページ用サイズへ仕上げる

この方法なら、商品の形やラベルを正確に維持しながら、撮影が難しい場所やシーンを表現できます。

ただし、商品写真と背景の角度が大きく異なると自然に合成しにくいため、撮影段階から完成背景を想定しておくと効率的です。

AI画像修正の依頼テンプレート

手や指の修正

「添付したAI生成画像の右手が不自然なので修正を希望します。指が6本あるため自然な5本指にしてください。顔、服装、背景、構図は変更しないでください。広告バナーに使用予定です。完成サイズは1200×628px、PNG納品を希望します。」

顔と背景の修正

「AI生成画像の左目と口元に違和感があります。また、背景の椅子の脚が崩れているため修正を希望します。人物の顔全体の印象は変えず、部分的な修正をお願いします。」

商品写真の合成

「AIで作成したキッチン背景へ、実物の商品写真を自然に合成したいです。商品と背景素材を添付します。ECサイトの商品詳細ページで使用予定です。商品の形状とラベルは変更しないでください。」

画像、修正箇所、変えたくない部分、用途、サイズ、納品形式まで書くと判断しやすくなります。

修正依頼の前に一度だけ再生成を試すのもあり

部分修正を外注する前に、同じ条件で1回だけ再生成してみる方法もあります。

簡単に直るなら、外注費を使わずに済みます。

ただし、

  • すでに数十回再生成している
  • 顔や構図を変えたくない
  • 商品配置を維持したい
  • 納品物の一貫性が必要
  • 修正箇所が限定されている

場合は、再生成を繰り返すよりレタッチへ切り替えたほうが効率的です。

「あと1回だけ」と再生成を続けると、時間だけ消費して最初の良い画像に戻ることもあります。

修正対象が局所的かどうかを基準に判断してください。

まとめ|AI生成画像が惜しい状態なら再生成より部分修正を検討する

AI生成画像の手や指がおかしい場合、最初からすべて作り直す必要はありません。

顔、構図、服、背景など大半が気に入っているなら、問題部分だけを修正する方法があります。

依頼前には次の内容を整理してください。

  • 修正したい元画像
  • おかしい部分
  • 変えたくない部分
  • 参考画像
  • 使用目的
  • 完成サイズ
  • 希望納期
  • JPEGかPNGか

また、商品画像の場合は、AIで生成した背景と実物写真を組み合わせることで、商品自体の正確さを維持しながら使用シーンを作る方法もあります。

何度再生成しても手だけ崩れる、顔は気に入っているのに一部だけ不自然、商品合成までまとめて整えたい場合は、元画像を添えて修正可能か確認してください。

AI生成画像の修正・合成など画像加工します

 

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