Amazonの商品画像を準備するとき、1枚目は商品を大きく見せるだけで形になります。しかし、2枚目になると「サイズを載せるべきか」「特徴を説明するべきか」「使用場面を見せるべきか」で迷いやすくなります。
結論から言うと、2枚目に載せる情報は、購入前の不安を1つ解消できる内容が適しています。
商品の特徴をすべて詰め込む必要はありません。購入者が最初に確認したい疑問を選び、その答えを1枚の画像にまとめることが重要です。
このサービスでは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどで使用する商品画像を1枚から依頼できます。構成を細かく指定する方法だけでなく、商品情報を渡してデザインを任せる相談にも対応しています。
Amazon商品画像の2枚目は「購入判断を進める画像」にする
商品画像の1枚目と2枚目では、役割が異なります。
1枚目は、検索結果や商品一覧で商品そのものを認識してもらうための画像です。2枚目以降は、商品ページを開いた購入候補者に詳しい情報を伝える役割を持ちます。
そのため、1枚目と似た商品写真を2枚目にも載せるだけでは、購入判断に必要な情報が増えません。
2枚目では、次のような疑問に答える内容を優先します。
- 自分が使いたい場所に収まるか
- どのような場面で使う商品か
- 類似商品と何が違うか
- セット内容に何が含まれるか
- 使い方が難しくないか
- 素材や質感はどのようなものか
2枚目を見たあとに、購入者が一歩先へ進める状態を作ることが目的です。
何を載せるか迷ったときは購入前の質問を探す
商品画像の構成は、商品の長所から考えるより、購入者が迷うポイントから考えたほうが決めやすくなります。
たとえば収納用品を販売する場合、「丈夫な素材です」と伝える前に、購入者は「自宅の棚に入るサイズか」を確認する可能性があります。この場合、2枚目には素材説明よりも寸法図を載せるほうが実用的です。
商品の種類ごとに、優先しやすい情報を整理すると次のようになります。
| 商品の種類 | 2枚目に向いている内容 | 用意したい素材 |
|---|---|---|
| 収納用品・家具 | 幅・高さ・奥行き、設置例 | 商品写真、寸法、使用場所の写真 |
| 小型家電 | 使用場面、操作方法、主要機能 | 商品写真、操作部分の写真、機能情報 |
| アパレル | 着用イメージ、サイズ感、素材感 | 着用写真、サイズ表、生地の拡大写真 |
| コスメ・日用品 | 使用方法、容量、使用量の目安 | パッケージ写真、使用写真、容量情報 |
| 工具・業務用品 | 対応範囲、用途、セット内容 | 使用写真、対応サイズ、付属品写真 |
| 食品 | 内容量、個数、盛り付け例 | 商品写真、パッケージ写真、調理例 |
すべての商品に共通する正解はありません。
「この商品を買う前に、購入者から最も聞かれそうな質問は何か」を考え、その答えを2枚目にします。
2枚目に情報を詰め込みすぎると読まれにくい
商品画像を自作すると、空いている部分に説明を追加したくなります。しかし、情報量が多いほど伝わりやすくなるわけではありません。
特にスマートフォンでは、細かい文字や複数の説明を入れると読みにくくなります。
よくある失敗は次のとおりです。
- 商品の特徴を5個以上並べる
- 長い文章をそのまま画像へ入れる
- 文字サイズが小さくなる
- 複数の色や書体を使う
- 写真より装飾が目立つ
- 1枚の中でサイズ、機能、使い方を同時に説明する
- 1枚目とほぼ同じ写真を使う
2枚目の内容は、見出し1つ、補足情報1〜3個程度に絞ると整理しやすくなります。
たとえば折りたたみテーブルなら、「使わないときは薄く収納」という見出しを置き、折りたたみ後の厚さと収納場面を見せます。耐荷重や素材説明は、別の画像へ分けたほうが内容を理解しやすくなります。
商品画像の2枚目に使いやすい5つの構成
サイズを伝える構成
寸法が購入判断に影響する商品では、サイズ情報を優先します。
単純な縦・横・高さだけでなく、購入者が比較しやすい対象を一緒に載せる方法もあります。
- 手に持ったときの大きさ
- 棚や机へ置いた状態
- 折りたたみ前後のサイズ
- 使用時と収納時の違い
- 容量から分かる収納数
数字だけでは大きさを想像しにくいため、使用場面と組み合わせると伝わりやすくなります。
使用場面を伝える構成
商品単体の写真では用途が分かりにくい場合は、実際に使っている場面を見せます。
たとえばデスク用ライトなら、ライトだけを掲載するのではなく、読書、パソコン作業、ベッドサイドなどの使用場面を見せます。
購入後の使い方を想像できるため、用途が複数ある商品にも向いています。
違いを伝える構成
類似商品が多い場合は、一般的な商品との違いを整理します。
ただし、根拠のない優位性や断定的な表現は避ける必要があります。比較する場合は、確認できる仕様や構造を使います。
- 一般的な仕様と自社商品のサイズ差
- 付属品の有無
- 素材や構造の違い
- 収納方法の違い
- お手入れ方法の違い
「高品質」「圧倒的」「業界最高」などの抽象的な言葉より、具体的な違いを見せたほうが判断材料になります。
セット内容を伝える構成
付属品が多い商品では、箱に含まれるものを一覧で見せます。
購入後に「写真に写っていた小物が付属していなかった」という誤解を防ぐためにも有効です。
商品本体、付属品、説明書、収納袋などを並べ、各名称と個数を記載します。付属しない撮影小物がある場合は、区別できるようにします。
使い方を伝える構成
操作方法が購入の障壁になる商品では、簡単に使えることを伝えます。
- 開く
- 取り付ける
- ボタンを押す
このように3段階程度で説明すると、1枚でも流れを理解できます。
説明書の文章をそのまま載せるのではなく、写真やアイコンと短い言葉で構成することがポイントです。
2枚目だけ外注する方法と複数枚をまとめて依頼する方法
商品画像は、必ず全枚数をまとめて外注する必要はありません。
すでに商品ページを公開しており、特定の画像だけ改善したい場合は、2枚目を1枚だけ依頼する方法があります。一方、新商品を出品する場合や、画像全体のデザインが統一されていない場合は、複数枚をまとめて依頼する方法が向いています。
| 依頼方法 | 向いている状況 | メリット |
|---|---|---|
| 1枚だけ依頼 | 2枚目の構成だけ決まらない | 費用を抑えて改善しやすい |
| 一部の画像を依頼 | サイズ説明や使用場面だけ不足している | 必要な箇所に絞って補える |
| 複数枚をまとめて依頼 | 新規出品、画像の雰囲気が揃っていない | 配色や書体を統一しやすい |
| 継続して依頼 | 同じブランドの商品を追加する | 既存フォーマットを活用しやすい |
まず2枚目を1枚だけ制作し、仕上がりや購入者の反応を確認してから、ほかの画像を追加する進め方も可能です。
ベーシックプランは商品画像1枚3,000円で、JPEG形式による納品が基本です。画像サイズの指定に対応し、2回目までの修正が料金内に含まれます。Illustratorデータが必要な場合は、有料オプションで相談できます。
商品写真を支給する方法のほか、使用可能な写真が掲載されているURLを伝え、必要な素材を確認してもらう方法もあります。
構成が決まっていなくても外注はできる
外注するときに、完成した指示書を作る必要はありません。
「2枚目に何を載せるべきか分からない」という状態でも、商品情報と優先したい内容を伝えれば相談できます。
最低限、次の情報を整理しておくと依頼が進みやすくなります。
- 商品名
- 商品ページや仕入れ先のURL
- 商品の用途
- 想定している購入者
- 最も伝えたい特徴
- 購入前に質問されやすい内容
- 使用できる商品写真
- 希望する画像サイズ
- 参考にしたい商品ページ
- 使用を避けたい表現や色
構成が決まっていない場合は、「サイズを伝える画像と使用場面の画像のどちらを優先すべきか迷っている」と、そのまま伝えます。
曖昧な状態を隠して細かい指示を作るより、迷っている部分を共有したほうが、目的に合った提案を受けやすくなります。
修正回数を減らすために伝えておきたいこと
商品画像の修正は、文字の変更だけで済む場合と、構成全体を作り直す場合で作業量が異なります。
依頼後の大幅な変更を避けるため、制作前に次の点を確認します。
最優先の情報を1つ決める
「サイズ、素材、使い方を全部目立たせたい」と伝えると、画像の中心が決まりません。
2枚目で最も伝えたい情報を1つ決め、残りは補足にします。
掲載する数値を確認する
サイズ、重量、容量、対応機種などの数値は、依頼者側で正確な情報を用意します。
画像完成後に数値が変わると、レイアウトの調整が必要になる場合があります。
使えない表現を共有する
効能、効果、比較、順位などを画像に入れる場合は、根拠や掲載条件の確認が必要です。
販売先の最新ルールや商品ジャンルに関係する法令を確認し、使用できない表現があれば制作前に伝えます。
ブランドの雰囲気を伝える
既存の商品画像、ロゴ、パッケージ、店舗ページなどを共有すると、配色や書体を合わせやすくなります。
参考画像がない場合でも、「高級感より親しみやすさを優先」「女性向けだが装飾は控えめ」など、避けたい方向と希望する方向を伝えると認識を合わせやすくなります。
まとめ
Amazon商品画像の2枚目は、商品の特徴をすべて説明する場所ではありません。
購入候補者が抱える疑問を1つ選び、その答えを写真、短い見出し、数値などで分かりやすく伝える画像にします。
構成を決めるときは、次の順番で考えます。
- 購入前に最も確認されそうな疑問を探す
- 2枚目で伝える情報を1つに絞る
- 必要な写真や数値を用意する
- スマートフォンでも読める情報量に整理する
- 自作が難しい場合は1枚だけ外注する
すでに1枚目が完成しているなら、商品画像をすべて作り直す必要はありません。購入判断を止めている部分を見つけ、必要な1枚から改善する方法があります。

