手書きの編み図を販売用PDFにしたい|かぎ針・棒針レシピの清書依頼

デザイン系の依頼

オリジナル作品を編める状態まで完成させても、販売や教室配布に使える編み図を作るには別の作業が必要です。

手書きの記号、段数メモ、編み方の文章をそのまま撮影してPDFにするだけでは、記号の大きさや間隔がそろわず、購入者が途中で迷う原因になります。

編み方そのものが確定しているなら、手書き編み図や文章メモを基に、編み記号を配置し直してPDFへ清書してもらう方法があります。

あなたのオリジナル作品の編み図をデジタル化します

 

  1. 編み図のPDF化は紙をスキャンするだけではない
  2. このサービスで依頼できるのは自分のオリジナル作品
  3. 写真だけでは依頼できない理由
  4. 手書き編み図はきれいに描き直さなくてもよい
  5. 円形の編み図は開始位置と段数を書く
  6. 往復編みは表側と裏側を区別する
  7. 棒針編みは寸法とゲージも整理する
  8. 文章メモからも編み図を作成できる
  9. 編み図と文章レシピは役割が違う
  10. 販売用PDFに入れる基本項目
    1. 表紙または冒頭
    2. 材料
    3. 道具
    4. 編む前の情報
    5. 編み方
  11. 記号説明を付けるか決める
  12. 完成写真は元の高解像度データを用意する
  13. 作家名・ブランド名・ロゴもまとめて渡す
  14. PDFだけかAIデータも受け取るか
    1. PDFが向いているケース
    2. AIデータが向いているケース
    3. PDFとAIの両方
  15. 自作アプリ・Illustrator・外注を比較
  16. 外注が向いている作家・講師
  17. 依頼前に一度自分で編み直す
  18. テストニットで見つけるべき問題
  19. 見積もりは作品の大きさと複雑さで変わる
  20. 見積もり相談で送るもの
  21. 見積もりメッセージの例
  22. 使用目的を最初に伝える
    1. 自分用の保存
    2. 教室での配布
    3. キットへの同封
    4. PDF販売
  23. 修正無制限の範囲を確認する
  24. 初稿で確認する項目
    1. 基本情報
    2. 編み図
    3. 文章
    4. レイアウト
  25. スマートフォンと印刷の両方で確認する
  26. 販売前に利用条件を書く
  27. サイズ展開は別の編み図として整理する
  28. シリーズ作品はレイアウトを統一する
  29. 納期は発売日より前に設定する
  30. このサービスが向いている人
  31. 手書き原稿を販売できる資料へ整える

編み図のPDF化は紙をスキャンするだけではない

紙をスマートフォンで撮影し、PDFとして保存するだけでもデータ化はできます。

ただし、その方法で作られるのは手書き原稿の画像です。編み記号の形、目の間隔、段数表示、矢印などは手書きの状態から変わりません。

販売や教材配布に使う編み図では、内容を読み取ったうえで次のように作り直します。

  • 編み記号を統一する
  • 記号を目数に合わせて配置する
  • 段数や編む方向を表示する
  • 増し目・減らし目の位置を明確にする
  • パーツごとに図を分ける
  • 記号説明を付ける
  • 注意点や補足文章を整理する
  • 作品写真やタイトルを配置する
  • 印刷しやすいページサイズへ整える

単なるスキャンと、編み図の清書では完成物の用途が異なります。

方法 完成するデータ 主な用途
紙を撮影する JPG・画像入りPDF 自分用の記録
スキャンする 原稿をそのまま保存したPDF 保管、共有
編み記号を清書する 見やすく整えたPDF 配布、販売、教材
AIデータで作成する 編集可能な元データ 将来の修正、シリーズ展開

購入者や生徒へ渡す資料なら、紙を画像化するだけでなく、内容を読みやすく再配置する必要があります。

このサービスで依頼できるのは自分のオリジナル作品

依頼できるのは、自分で考えて制作したオリジナル作品の編み図です。

サービスでは、次のいずれかを元資料として提出する必要があります。

  • 自分で描いた手書き編み図
  • 自分でまとめた文章形式の編み方
  • 手書き編み図と補足メモ
  • パーツごとの目数や段数の記録
  • 自作作品の編み方をまとめた指示書

既製品、編み物本、他の作家が販売している作品、ハンドメイドサイトに掲載された写真だけを渡し、「同じものを作れる編み図にしてほしい」と依頼することはできません。

完成品の写真だけから編み方を推測してもらうサービスではないため、少なくとも文章または手書き図で編み方を説明できる状態にしておきます。

写真だけでは依頼できない理由

完成した作品の写真から確認できるのは、主に外側の見た目です。

写真だけでは、次の情報を正確に判断できません。

  • 作り目の数
  • 各段の目数
  • 増し目と減らし目の位置
  • 使用した編み記号
  • 編み始める場所
  • 糸を切る場所
  • パーツを接続する順番
  • 裏側の構造
  • 見えない位置のとじ方
  • 使用した糸と針
  • ゲージ
  • 完成寸法

似た見た目でも、編み方は一つではありません。

写真から推測して新しい編み方を設計する作業と、依頼者が作った編み方を清書する作業は別です。

編み図を依頼する前に、自分で作品を再度編み、目数や手順が正しいことを確認してください。

手書き編み図はきれいに描き直さなくてもよい

清書を依頼するために、自分で完成版に近い編み図を作る必要はありません。

重要なのは、制作者が内容を読み取れることです。

手書き原稿には、次の情報を書きます。

  • 編み始めの位置
  • 編む方向
  • 使用する編み記号
  • 各段の目数
  • 段数
  • 繰り返す範囲
  • 増し目・減らし目
  • 色を変更する位置
  • 糸を切る位置
  • パーツをつなぐ位置
  • 同じ編み方を繰り返す回数

線が多少曲がっていても、記号と数字を判別できれば相談できます。

誤読されやすい部分には、図の横へ文章を添えてください。

例:

  • 6段目は12目から18目へ増やす
  • 赤い印の位置で糸を変更
  • 1模様を6回繰り返す
  • 左右のパーツは同じ編み方
  • 最後の段だけ引き抜き編み
  • 前身頃と後ろ身頃は別図にする

円形の編み図は開始位置と段数を書く

円形モチーフ、コースター、バッグの底、帽子などは、中心から外側へ編む構成が多くなります。

手書き原稿では、どこが段の始まりなのか分かるようにします。

最低限、次の内容を記載してください。

  • 輪の作り目または鎖の作り目
  • 1段目の開始位置
  • 各段の立ち上がり
  • 引き抜き編みの位置
  • 段ごとの目数
  • 増し目の間隔
  • 輪で編むか往復編みか
  • 最終段
  • 編む方向

編み図上で記号が重なる場合は、段ごとの目数を文章でも書きます。

「3段目は細編み1目、増し目1回を6セット」のように記載すると、記号配置と目数を照合しやすくなります。

往復編みは表側と裏側を区別する

マフラー、ウェア、平編みのバッグなどでは、段ごとに編む向きが変わります。

依頼時には次の点を明確にします。

  • 1段目をどちらから読むか
  • 表側と裏側
  • 編み地を返す位置
  • 立ち上がり目を目数に含めるか
  • 奇数段と偶数段の読み方
  • 模様を繰り返す範囲
  • 両端の目の扱い
  • 縁編みの有無

自分用のメモでは省略できる情報でも、第三者へ渡すレシピでは説明が必要です。

特に、立ち上がり目を1目として数えるかどうかは、完成時の目数に影響します。

棒針編みは寸法とゲージも整理する

棒針編みのウェアや小物では、編み記号だけでなく、寸法図やゲージが必要になる場合があります。

用意したい情報は次のとおりです。

  • 使用糸
  • 使用針
  • 標準ゲージ
  • 作り目
  • 段数
  • 増減目
  • 伏せ目
  • パーツの完成寸法
  • とじ・はぎの方法
  • 前後身頃の違い
  • 袖や襟の構成

セーターやベストでは、編み図だけを見ても完成寸法を判断しにくいため、簡単な製図を添える方法があります。

寸法は「大体30cm」ではなく、測定した数値を記載してください。

文章メモからも編み図を作成できる

手書きの記号図がなくても、文章で編み方を説明できれば相談できます。

文章は、段ごとまたは工程ごとに分けて書きます。

悪い例:

「最初は輪から始めて増やしながら丸く編み、適当なところから増やさずに側面を作ります」

この説明では、具体的な目数や段数を判断できません。

伝わりやすい例:

  • 輪の作り目から細編み6目
  • 2段目は全目増し目で12目
  • 3段目は細編み1目、増し目1回を6セットで18目
  • 4段目は細編み2目、増し目1回を6セットで24目
  • 5~12段目は増減なしで24目
  • 13段目は細編み2目、2目一度を6セットで18目

数字と順番が決まっていれば、文章から記号図へ変換しやすくなります。

編み図と文章レシピは役割が違う

編み図だけで伝わる作品もあれば、文章による補足が必要な作品もあります。

内容 編み図が向く 文章が向く
記号の配置 適している 読み取りに時間がかかる
目数の変化 視覚的に確認できる 数値を明確に書ける
組み立て順 図解が必要 工程を順番に説明できる
糸の始末 表現しにくい場合がある 詳しく説明できる
注意点 情報を入れすぎると見づらい 箇条書きにできる
初心者向け説明 記号知識が必要 用語を補足できる

販売用PDFでは、編み図と文章を併用すると情報を分けやすくなります。

  • 編み図:記号、目数、段数、編む方向
  • 本文:材料、道具、注意点、組み立て、仕上げ

対象サービスでは、編み図だけでなく、記号説明やポイントの補足文章を含むレシピ形式も相談できます。

販売用PDFに入れる基本項目

購入者が作品を完成させるために必要な項目を先に整理します。

表紙または冒頭

  • 作品タイトル
  • 完成写真
  • 難易度
  • 作品の概要
  • 完成サイズ

材料

  • 糸の商品名
  • 糸の素材
  • 色番号
  • 使用量
  • 副資材
  • ボタンやファスナー
  • 中綿
  • 必要なパーツ

道具

  • かぎ針の号数
  • 棒針の号数
  • とじ針
  • 段数マーカー
  • はさみ
  • その他の道具

編む前の情報

  • ゲージ
  • 編み方の注意
  • 使用する記号
  • 立ち上がり目の数え方
  • 完成寸法

編み方

  • パーツ別の編み図
  • 段ごとの目数
  • 編む順番
  • 繰り返し範囲
  • 組み立て方
  • 仕上げ方法

一度にすべてそろえられない場合は、必須項目と追加項目に分けて見積もりを相談します。

記号説明を付けるか決める

編み物経験者向けなら、基本的な記号説明を省く方法もあります。

初心者向け、教室用、キット同封用では、使用した記号の一覧を付けると読み進めやすくなります。

記載候補は次のとおりです。

  • 鎖編み
  • 引き抜き編み
  • 細編み
  • 中長編み
  • 長編み
  • 長々編み
  • 2目一度
  • 増し目
  • 玉編み
  • パプコーン編み
  • 表目
  • 裏目
  • 右上2目一度
  • 左上2目一度
  • 掛け目

編み図作成アプリにも、使用記号の一覧や凡例をPDFへ配置する機能が用意されています。販売・配布用資料では、記号の意味をページ内で確認できる構成が実用的です。

完成写真は元の高解像度データを用意する

レシピへ完成写真を掲載する場合は、SNSへ投稿した小さな画像ではなく、撮影時の元データを用意します。

写真は次の種類があると配置しやすくなります。

  • 作品全体
  • 正面
  • 背面
  • 横から見た状態
  • 模様の拡大
  • 使用時の状態
  • パーツの接続部分
  • サイズが分かる写真

写真へ文字やスタンプを入れる前の画像を渡してください。

画面のスクリーンショットや、SNSから保存し直した画像は、印刷すると粗く見える場合があります。

作家名・ブランド名・ロゴもまとめて渡す

販売用PDFとして整える場合は、作品情報だけでなく、作家情報も最初にまとめます。

  • 作家名
  • ブランド名
  • ロゴ
  • Webサイト
  • SNSアカウント
  • ショップURL
  • 問い合わせ先
  • 著作権表示
  • 利用条件
  • 発行日
  • バージョン番号

ロゴは背景透過PNG、AI、SVG、PDFなどがあると配置しやすくなります。

ロゴがない場合は、作家名を文字だけで入れる方法もあります。

あなたのオリジナル作品の編み図をデジタル化します

 

PDFだけかAIデータも受け取るか

対象サービスでは、PDFまたはAIデータでの納品を相談できます。

PDFが向いているケース

  • そのまま購入者へ配布する
  • 自宅やコンビニで印刷する
  • オンラインショップでダウンロード販売する
  • 生徒へメールで送る
  • 内容を今後変更しない
  • Illustratorを使用しない

PDFは閲覧しやすく、レイアウトが崩れにくい形式です。

AIデータが向いているケース

  • 将来、文章を追加する
  • サイズ展開を作る
  • ブランドロゴを変更する
  • 別の作品とデザインを統一する
  • 印刷会社へ入稿する
  • デザイナーへ修正を依頼する

AIはAdobe Illustratorで使用する編集用データです。

自分でIllustratorを持っていなくても、将来別の制作者へ修正を依頼する可能性があるなら、元データの必要性を検討します。

PDFとAIの両方

販売用PDFと保管用AIの両方を受け取れるかは、見積もり時に確認してください。

納品形式によって料金や使用条件が異なる場合があります。

自作アプリ・Illustrator・外注を比較

現在は、スマートフォンで編み記号を配置し、PDFを書き出せる編み図作成アプリもあります。作品数が多く、今後も頻繁に編み図を作るなら、自分で操作を覚える方法も選択肢です。

方法 初期費用 習得時間 自由度 向いている人
手書きのまま配布 低い 少ない 低い 自分用、小規模な教室
編み図作成アプリ 利用プランによる 必要 中程度 継続して自作したい
Illustratorで自作 ソフト代が必要 長い 高い デザイン作業に慣れている
講座を受ける 受講料が必要 必要 高い 今後自分で作り続けたい
清書を外注する 案件ごと 少ない 依頼内容による 制作や販売を優先したい

Illustratorを使った編み図講座や個別レッスンも提供されています。自分で制作スキルを身に付ける方法と、必要な作品だけ外注する方法を、今後作る編み図の数から選びます。

外注が向いている作家・講師

次の条件に当てはまる場合は、清書を外注する利点があります。

  • オリジナル作品は作れるがパソコン操作が苦手
  • 編み図記号の配置に時間がかかる
  • 新商品の制作へ時間を使いたい
  • 教室で配る資料を整えたい
  • キットへ同封するレシピが必要
  • オンラインショップでPDFを販売したい
  • 棒針編みと製図を一つの資料へまとめたい
  • 手書きメモが複数枚に分かれている
  • Illustrator形式の元データも残したい
  • シリーズ商品のレイアウトを統一したい

編み図清書の専門サービスでも、手描き図や指示書から教材・キット向けの図面を作る用途が案内されています。

依頼前に一度自分で編み直す

データ化を依頼する前に、手書き原稿だけを見ながら自分で作品を再現します。

確認する項目は次のとおりです。

  • 目数が合う
  • 段数が合う
  • 左右の形がそろう
  • パーツを接続できる
  • 糸量が足りる
  • 指定サイズになる
  • 記載した針で編める
  • 色替えの位置が正しい
  • 完成写真と同じ形になる
  • メモを見落とさず編める

清書を担当する人は、元原稿に記載された内容を整理します。

元の目数や手順に誤りがある場合、見た目を整えても正しいレシピにはなりません。

可能なら、別の人にも試し編みを依頼します。

テストニットで見つけるべき問題

自分以外の人が編むと、作った本人には見えなかった不足が見つかります。

確認してもらう項目は次のとおりです。

  • 編み始めが分かる
  • 使用する糸と針が分かる
  • 記号を判別できる
  • 段の開始位置を追える
  • 繰り返し範囲が分かる
  • 目数を途中で確認できる
  • パーツの向きが分かる
  • 接続方法が分かる
  • 完成サイズが合う
  • 誤字や数字の間違いがない

テスト後の修正内容を手書き原稿へ反映してから、デジタル化を依頼すると手戻りを減らせます。

見積もりは作品の大きさと複雑さで変わる

サービスの表示価格は3,000円ですが、実際の料金は作品の大きさや作業量によって変わります。購入前の見積もり相談が必要です。

料金へ影響しやすい条件は次のとおりです。

  • 編み図のページ数
  • 記号の数
  • パーツ数
  • 円形・平面・立体の違い
  • 色分け
  • 模様の複雑さ
  • 寸法図の有無
  • 補足文章の量
  • 記号説明の有無
  • 写真の配置
  • レシピ全体のレイアウト
  • 希望する納品形式
  • 希望納期

コースター1枚の編み図と、前後身頃・袖・襟があるウェアでは作業量が異なります。

最初の相談で原稿をすべて送り、総額を確認してください。

見積もり相談で送るもの

資料を小分けに送るより、最初に全体を確認できる状態にします。

  • 手書き編み図
  • 文章形式の編み方
  • 完成作品の写真
  • 作品タイトル
  • 完成サイズ
  • 使用糸
  • 使用針
  • ゲージ
  • 材料一覧
  • 記号説明
  • 補足文章
  • ロゴ
  • 作家名
  • 希望するページサイズ
  • 希望する納品形式
  • 使用目的
  • 希望納期

原稿が複数枚ある場合は、ページ番号を付けます。

  • 01_全体図
  • 02_底面
  • 03_側面
  • 04_持ち手
  • 05_組み立て
  • 06_補足文章

ファイル名を整理すると、どの資料がどの部分に対応するか伝わりやすくなります。

見積もりメッセージの例

「オリジナルのかぎ針編みバッグについて、手書き編み図を販売用PDFへ清書したいです。底面、側面、持ち手の3パーツがあり、手書き図は合計4枚です。材料、使用針、ゲージ、組み立て方の文章も用意しています。A4縦のPDFで、作品写真、作品タイトル、記号説明を含むレシピ形式を希望します。オンラインショップで自作作品の編み図として販売する予定です。編集用AIデータも必要か迷っているため、PDFのみの場合と両方の場合で見積もりをお願いします」

棒針編みの場合は、次のように伝えます。

「犬用ニットの編み図を清書したいです。前身頃と後ろ身頃を別図にし、完成寸法図と文章説明も入れたいです。サイズは1種類です。手書き編み図、目数・段数表、完成写真を添付します」

使用目的を最初に伝える

同じ編み図でも、使用目的によって必要な構成が変わります。

自分用の保存

  • 編み図だけ
  • 簡単なタイトル
  • 最低限の補足

教室での配布

  • 大きく見やすい記号
  • 記号説明
  • 授業中に書き込める余白
  • ページ番号
  • 生徒向けの注意点

キットへの同封

  • 材料一覧
  • キット内容
  • 使用道具
  • 編む順番
  • 問い合わせ先

PDF販売

  • 表紙
  • 完成写真
  • 材料
  • ゲージ
  • 編み図
  • 補足説明
  • 利用条件
  • 著作権表示

使用目的を伝えることで、必要なページや情報を判断してもらいやすくなります。

修正無制限の範囲を確認する

サービスでは、制作者側のミスによる修正は無料で無制限と案内されています。

ただし、次の内容は元原稿の変更に該当する可能性があります。

  • 依頼後に目数を変更する
  • パーツを追加する
  • 新しいサイズ展開を追加する
  • 文章を全面的に書き直す
  • ページ構成を変更する
  • 別作品の編み図を追加する
  • 完成後に販売用レイアウトへ変更する

「元原稿と違う部分を直す修正」と「依頼者が編み方を変更する修正」は分けて考えます。

見積もり時に、どの段階まで内容を変更できるか確認してください。

初稿で確認する項目

デジタル編み図を受け取ったら、見た目だけでなく数字と記号を照合します。

基本情報

  • 作品タイトル
  • 作家名
  • 使用糸
  • 使用針
  • ゲージ
  • 完成サイズ

編み図

  • 作り目
  • 目数
  • 段数
  • 増し目
  • 減らし目
  • 編む方向
  • 立ち上がり
  • 引き抜き位置
  • 繰り返し範囲
  • パーツ名

文章

  • 誤字
  • 数字
  • 単位
  • 材料名
  • 工程の順番
  • 記号名
  • 注意事項

レイアウト

  • 記号を判別できる
  • 文字が小さすぎない
  • 図がページから切れていない
  • 写真が粗くない
  • ページ番号が正しい
  • 印刷しても読みやすい

手書き原稿とPDFを横に並べ、一項目ずつ確認します。

スマートフォンと印刷の両方で確認する

PDF購入者が必ず紙へ印刷するとは限りません。

スマートフォンやタブレットで閲覧する人もいるため、複数の環境で確認します。

  • スマートフォンで文字を読める
  • 拡大しても記号が崩れない
  • タブレットでページを切り替えやすい
  • A4で印刷して記号を判別できる
  • モノクロ印刷でも情報が伝わる
  • 余白が欠けない
  • ファイル容量が大きすぎない

ダウンロードした編み図を端末で見る人と、印刷して書き込む人の両方がいます。印刷用の余白と、画面上での見やすさを確認してください。

販売前に利用条件を書く

編み図を販売する場合は、購入者ができることと禁止することを記載します。

検討する項目は次のとおりです。

  • PDFの再配布禁止
  • 編み図の転載は禁止転載は禁止転載は禁止転載は禁止転載は禁止転載は禁止転載は禁止転載は禁止は禁止
  • 購入者以外との共有禁止
  • 編み図を編集して販売する行為の禁止
  • 完成作品の販売可否
  • 完成作品販売時のクレジット
  • 教室での使用可否
  • 商用利用の範囲
  • 問い合わせ方法

「完成品の販売は可能だが、編み図の再販売は禁止」など、用途を分けて書きます。

清書を依頼する前に文章を用意しておけば、PDFの末尾へ配置できます。

サイズ展開は別の編み図として整理する

S・M・Lなど複数サイズを一つの図へ入れると、目数や線が重なって読みにくくなる場合があります。

サイズ展開には次の方法があります。

  • サイズごとに別ページを作る
  • 色で線を分ける
  • 目数表を別に付ける
  • 共通図と差分表に分ける
  • サイズごとに別PDFを作る

販売方法や購入者の経験に合わせて選びます。

初めてPDFを販売する場合は、一つのサイズで内容を確定し、後からサイズ展開を追加する方法もあります。

シリーズ作品はレイアウトを統一する

複数の編み図を販売する予定があるなら、最初の一冊で基本レイアウトを決めます。

統一したい項目は次のとおりです。

  • 表紙
  • タイトル位置
  • 使用フォント
  • 見出し
  • 配色
  • 記号の大きさ
  • 写真の配置
  • 材料表
  • ページ番号
  • 著作権表示
  • 問い合わせ先

シリーズ全体を同じ形式にすると、新作でも必要な情報を整理しやすくなります。

AIデータを保管しておけば、同じ構成を次の作品へ流用できるか相談できます。

納期は発売日より前に設定する

サービスの実績上のお届け日数は約9日ですが、作品の規模、原稿の状態、依頼状況によって変わります。

PDF完成後にも次の作業が必要です。

  • 内容確認
  • 試し編み
  • 修正
  • 商品画像作成
  • 販売ページ作成
  • ファイル名の設定
  • ダウンロードテスト
  • 告知
  • キットの場合は印刷と封入

発売日の前日を納品希望日にせず、確認と修正の期間を確保します。

見積もり相談では、発売日とPDFが必要な日を分けて伝えてください。

このサービスが向いている人

対象サービスは、次のような依頼に適しています。

  • 手書きの編み図を見やすく清書したい
  • 文章メモから記号図を作りたい
  • かぎ針編みの編み図をPDFにしたい
  • 棒針編みの編み図を整えたい
  • 教室で配る教材を作りたい
  • キットへ入れるレシピが必要
  • オリジナル編み図を販売したい
  • Illustratorを使用できない
  • PDFとAIデータを相談したい
  • 記号説明や補足文章も入れたい
  • 作品写真を含むレシピにしたい
  • シリーズ作品の見た目をそろえたい

一方、既製品や他の作家の作品写真から編み方を推測してほしい場合は対象外です。

手書き原稿を販売できる資料へ整える

オリジナル作品の編み方が完成しているなら、次に必要なのは第三者が読める形へ整理する作業です。

依頼前には、次の資料を用意してください。

  • 手書き編み図または文章メモ
  • 各段の目数
  • 編む方向
  • 材料と道具
  • ゲージ
  • 完成サイズ
  • 完成写真
  • 補足文章
  • 記号説明
  • 作家名やロゴ
  • 使用目的
  • 希望する納品形式

最も重要なのは、元の編み方が正しいことです。

一度自分で編み直し、可能なら別の人にも試してもらってから清書を依頼します。

手書きの状態で見づらくても、記号、数字、工程を読み取れる資料があれば、PDFまたはAIデータとして整える相談ができます。

あなたのオリジナル作品の編み図をデジタル化します

 

タイトルとURLをコピーしました