Wix Studioを使えば、スマートフォン対応のホームページをノーコードで制作できます。
ただし、Wix Studioを使っただけで検索順位や問い合わせ数が上がるわけではありません。
公開後に集客するには、制作前に次の内容を決める必要があります。
- 誰をホームページへ集めるか
- どの検索キーワードを狙うか
- どのページで検索流入を受けるか
- 訪問者をどの問い合わせ先へ案内するか
- 公開後に何を更新するか
- アクセス数と問い合わせ数をどう確認するか
Wix Studioでホームページ制作を依頼する場合は、デザインだけでなく、SEO設計と公開後の運用まで含まれているか確認してください。
- Wix Studioで作れば自動的にSEOへ強くなるわけではない
- Wix Studio制作を依頼する前に決める検索者
- 最大10ページを検索意図ごとに分ける
- デザイン開始前に検索キーワードを決める
- SEO込みの制作で確認する設定
- Lighthouseスコアだけで検索順位は決まらない
- 問い合わせにつながるページには判断材料が必要
- Wix Studioの自作とSEO込み制作の違い
- ブログ機能は更新目的を決めてから追加する
- 法務ページも制作範囲に含まれるか確認する
- 文章と画像がない状態でも依頼できるか
- Wix StudioとSEO設計をまとめて相談できる制作サービス
- 見積もり相談で確認する質問
- 見積もり相談で送るメッセージ例
- 公開後に確認する数字
- 制作ツールより集客設計を比較する
Wix Studioで作れば自動的にSEOへ強くなるわけではない
Wix Studioには、ホームページ制作と運用に必要な機能が用意されています。
- スマートフォン対応
- ページ編集
- ブログ
- 問い合わせフォーム
- 独自ドメイン
- SEO設定
- アクセス解析との連携
- CMS
- 決済や会員機能
しかし、機能があることと、適切に設計されていることは別です。
たとえば、ページごとにタイトルを設定できても、検索者が使わない言葉を入れていれば流入につながりません。
ブログを投稿できても、会社の日記やキャンペーン情報だけでは、サービスを探している人へ届きにくくなります。
SEOを含むホームページ制作では、ツールの設定だけでなく、検索者が必要とする情報をページへ落とし込む作業が必要です。
Wix Studio制作を依頼する前に決める検索者
SEO対策の最初の作業は、検索キーワードを大量に入れることではありません。
ホームページへ来てほしい相手を決めることです。
最低限、次の項目を整理します。
- 法人または個人
- 業種
- 年齢層
- 対応地域
- 抱えている悩み
- 比較しているサービス
- 依頼前に不安なこと
- 問い合わせる直前に確認する情報
たとえば、企業向けシステム開発会社なら、「システム開発」という広い言葉だけでなく、対応業務や顧客の悩みまで具体化します。
- 在庫管理システムの開発
- 既存業務のシステム化
- 古い社内システムの改修
- 中小企業向け業務効率化
- 製造業向けシステム開発
- 大阪のシステム開発会社
検索者が異なれば、必要なページと文章も変わります。
デザインを始める前に、誰へ何を伝えるサイトなのか決めてください。
最大10ページを検索意図ごとに分ける
SEOを考える場合、すべての情報をトップページへ詰め込まないことが重要です。
検索者が知りたい内容ごとにページを分けます。
企業向けサービスの場合は、次のような構成が考えられます。
| ページ | 主な役割 |
|---|---|
| トップページ | 事業内容、強み、主力サービスを案内する |
| サービス紹介 | 提供内容と対象者を説明する |
| サービス詳細 | 個別サービスの料金や対応範囲を説明する |
| 選ばれる理由 | 他社との違いを整理する |
| 実績・事例 | 依頼前後の変化や対応内容を紹介する |
| 料金 | 基本料金と追加費用を説明する |
| 利用の流れ | 問い合わせから納品までを案内する |
| よくある質問 | 購入前の不安を解消する |
| 会社概要 | 運営者、所在地、経歴などを掲載する |
| お問い合わせ | 見積もりや相談を受け付ける |
サービスが複数ある場合は、一つのサービス紹介ページにまとめるか、個別ページを作るか判断します。
検索される可能性があり、説明量も多いサービスは、独立したページにした方が内容を整理しやすくなります。
デザイン開始前に検索キーワードを決める
ページを作ったあとで検索キーワードを当てはめると、文章と構成を大きく変更することがあります。
制作前に、ページごとの役割と検索キーワードを整理します。
| ページ | 狙う検索の例 |
|---|---|
| トップページ | 会社名、主力事業、対応地域 |
| サービスページ | サービス名、業務名、依頼 |
| 料金ページ | サービス名、料金、費用 |
| 実績ページ | 業種、導入事例、制作事例 |
| FAQ | サービス名、疑問、条件 |
| ブログ | 悩み、比較、方法、注意点 |
一つのページへ関係の薄いキーワードを大量に入れる必要はありません。
そのページを開いた検索者が、知りたい内容を最後まで確認できる構成にします。
SEO込みの制作で確認する設定
「SEO対策付き」と書かれていても、対応範囲は制作者によって異なります。
見積もり時には、次の内容を確認してください。
ページタイトル
検索結果へ表示される重要な項目です。
会社名だけではなく、そのページの内容が分かる言葉を入れます。
メタディスクリプション
検索結果でページ内容を説明する文章です。
順位を直接保証するものではありませんが、検索者がページを選ぶ判断材料になります。
見出し構成
ページ内の情報を、見出しで整理します。
デザイン上の文字サイズだけでなく、情報の階層が正しく設定されているか確認します。
画像の設定
画像へ代替テキストを設定し、必要以上に大きな画像を掲載しないようにします。
画質を保ちながら容量を抑えることが重要です。
URL
ページ内容が分かる簡潔なURLを設定します。
公開後にURLを変更すると、古いURLから転送する設定が必要になる場合があります。
内部リンク
関連するページ同士をリンクでつなぎます。
サービス紹介から料金、事例、FAQ、問い合わせへ自然に移動できる構成にします。
スマートフォン対応
文字、ボタン、画像、問い合わせフォームがスマートフォンで使いやすいか確認します。
パソコン版を小さく表示しただけでは、操作しにくいページになることがあります。
Lighthouseスコアだけで検索順位は決まらない
ホームページの品質確認には、GoogleのLighthouseなどが使われます。
Lighthouseでは、表示速度、アクセシビリティ、SEOの基本項目などを確認できます。
スコアは、技術的な問題を見つける材料になります。
ただし、高いスコアを取っただけで検索順位が上がるわけではありません。
検索結果には、次のような要素も関係します。
- 検索者が求める情報との一致
- ページ内容の具体性
- 事業者の信頼性
- 独自の実績や事例
- 他ページとのつながり
- 情報の新しさ
- 外部からの評価
- 競合ページの内容
Lighthouseの点数は、ホームページの一部を確認する指標です。
制作を依頼するときは、点数だけでなく、どの検索者をどのページへ集める設計なのか確認してください。
問い合わせにつながるページには判断材料が必要
アクセス数が増えても、問い合わせ前の不安が残っていれば行動されません。
サービスページには、次の情報を掲載します。
- 対応内容
- 対象者
- 対応地域
- 料金
- 追加料金
- 納期
- 依頼の流れ
- 実績
- 運営者情報
- よくある質問
- 問い合わせ方法
「高品質」「丁寧」「豊富な実績」などの抽象的な言葉だけでは、他社との違いを判断できません。
数字や具体例を使い、何をどこまで対応できるか説明します。
Wix Studioの自作とSEO込み制作の違い
| 制作方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| Wix Studioで自作 | 制作費を抑え、自分のペースで作れる | SEO、文章、構成、デザインを自分で判断する |
| デザインだけ外注 | 見栄えを整えられる | キーワードや集客導線は別途検討する |
| SEO設定だけ外注 | 既存サイトの基本設定を見直せる | ページ構成や文章の作り直しが必要な場合がある |
| SEO込みで制作依頼 | 検索意図、ページ構成、文章、デザインをまとめて相談できる | 対応範囲と公開後の運用を確認する |
すでにWixでサイトを公開している場合は、部分修正で対応できるか、全面的に作り直すべきか判断します。
ページ数が少ない、文章がほとんどない、ターゲットが曖昧な場合は、SEO設定だけを追加しても改善しにくいことがあります。
ブログ機能は更新目的を決めてから追加する
SEOのためにブログ機能を付けても、更新する内容が決まっていなければ放置されます。
公開前に、記事のテーマを決めます。
- 顧客からよく受ける質問
- サービスを比較するポイント
- 依頼前の注意点
- 業界特有の悩み
- 費用が変わる条件
- 導入事例
- 利用方法
- トラブルの原因と対策
会社の日常だけを掲載するのではなく、検索者が依頼前に調べる内容を優先します。
更新頻度も、毎日や毎週に固定する必要はありません。
内容の薄い記事を量産するより、事業と関係する具体的な記事を継続して追加します。
法務ページも制作範囲に含まれるか確認する
企業ホームページでは、問い合わせフォームや決済機能を設置することがあります。
制作内容に応じて、次のページが必要になる場合があります。
- プライバシーポリシー
- 利用規約
- 特定商取引法に基づく表記
- キャンセルポリシー
- 免責事項
ひな形をそのまま掲載すると、実際のサービス内容と合わない場合があります。
制作サービスに法務ページ作成が含まれている場合も、最終的な内容を事業者側で確認してください。
決済、会員登録、定期購入などを導入する場合は、必要な表記や利用条件を購入前に相談します。
文章と画像がない状態でも依頼できるか
ホームページ制作を始める際に、完成原稿や写真が揃っている必要はありません。
ただし、制作者へ事実情報を伝える必要があります。
最低限、次の内容を準備します。
- 会社や店舗の基本情報
- 提供サービス
- 対象となる顧客
- 対応地域
- 料金
- 納期
- 過去の実績
- 他社との違い
- よくある質問
- 問い合わせ方法
写真がない場合は、フリー素材で対応できる範囲を確認します。
実店舗、商品、設備、スタッフなど、事業の実態を伝える写真は、可能な限り自社で用意した方が信頼性を出しやすくなります。
Wix StudioとSEO設計をまとめて相談できる制作サービス
紹介するサービスでは、ホームページ制作だけでなく、検索キーワード、検索意図、文章、公開後の集客方法まで相談できます。
基本料金内の内容として、次の項目が案内されています。
- 最大10ページ
- スマートフォン・タブレット対応
- 問い合わせフォーム
- ブログ機能
- SEO対策
- ドメイン接続サポート
- 利用規約などのページ作成
- 文章作成サポート
- フリー画像
- 更新しやすいCMS
- 修正無制限
- ラフ提案無制限
WixやWix Studioなどを使い、パソコン版を確認したあと、スマートフォン表示とSEO設定を調整する流れが案内されています。
決済、会員登録、チャットなどを希望する場合は、使用する機能、追加費用、運用方法を見積もり時に確認してください。
受付枠や料金は変わる場合があるため、購入前にメッセージで相談します。
見積もり相談で確認する質問
依頼前に、次の質問を送ります。
- WixとWix Studioのどちらで制作するか
- 検索キーワードの調査は含まれるか
- ページごとの検索意図まで設計するか
- 最大10ページの数え方はどうなるか
- 文章作成はどこまで対応するか
- SEO設定に含まれる項目は何か
- Lighthouseでは何を確認するか
- ブログのカテゴリー設計は含まれるか
- Search Consoleやアクセス解析を設定するか
- 公開後のSEO相談は含まれるか
- 決済や会員機能を追加できるか
- 法務ページは事業内容に合わせて調整されるか
- 修正無制限の期間と対象範囲は何か
「SEO対策付き」という表記だけで判断せず、実際の作業内容を文章で確認してください。
見積もり相談で送るメッセージ例
「Wix Studioを使った企業ホームページの制作を検討しています。
目的は、検索経由で法人からの問い合わせを増やすことです。
デザインだけでなく、検索キーワードの選定、ページ構成、文章、SEO基本設定までまとめて依頼したいです。
希望するページは、トップ、サービス紹介、サービス詳細、選ばれる理由、実績、料金、利用の流れ、FAQ、会社概要、お問い合わせです。
ロゴと会社写真は用意できますが、掲載文章は未完成です。
SEO対策の作業範囲、10ページの数え方、ブログ機能、公開後のサポート、追加費用が発生する条件をご案内ください。」
業種、対応地域、主力サービス、競合サイトも一緒に送ると、提案を受けやすくなります。
公開後に確認する数字
SEO込みで制作しても、公開した時点で作業が終わるわけではありません。
公開後は、次の数字を確認します。
- 検索結果に表示された回数
- ホームページへのアクセス数
- 検索されたキーワード
- よく見られているページ
- 途中で離脱されているページ
- 問い合わせボタンのクリック数
- フォームの送信数
- スマートフォン利用者の割合
アクセスが少ない場合は、検索キーワードと記事を見直します。
アクセスはあるのに問い合わせがない場合は、サービス説明、料金、実績、問い合わせ導線を確認します。
問題を分けて考えることで、必要な修正を判断できます。
制作ツールより集客設計を比較する
Wix Studioは、デザインや更新に便利な制作ツールです。
ただし、問い合わせにつながるかどうかは、ツール名だけでは決まりません。
制作サービスを比較するときは、次の内容を確認してください。
- ターゲットを分析するか
- 検索キーワードを選ぶか
- 検索意図ごとにページを分けるか
- 問い合わせまでの導線を作るか
- スマートフォンで使いやすいか
- 公開後に更新できるか
- アクセスを確認できるか
- 改善方法まで相談できるか
Wix Studioで見栄えのよいサイトを作るだけでなく、検索され、内容を理解され、問い合わせまで進めるホームページを依頼しましょう。

