Shopifyアプリを削除したのに表示が消えない|残ったコードを直す前に見る場所

Web制作系の依頼

Shopifyの管理画面からアプリを削除したのに、商品ページのバナーやレビュー欄、ポップアップなどが残ることがあります。

これは、アプリ本体の削除には成功していても、テーマに追加された設定やコードが残っているためです。消えない表示を見つけて、関係がありそうなコードを手当たり次第に削除すると、商品ページやカートまで動かなくなるおそれがあります。

まずは、何が残っているのか、どのテーマに入っているのかを順番に調べます。

Shopifyのネットショップの問題を修正します

 

最初に消えていないものを確認する

「表示が消えない」といっても、残っている場所によって見るべき設定が違います。

残っているもの 確認する場所
商品ページのレビュー欄 商品テンプレートのアプリブロック
画面端のチャットボタン 埋め込みアプリ、テーマコード
割引や送料無料のバナー セクション、スニペット、JavaScript
ポップアップ 埋め込みアプリ、外部スクリプト
カート内の案内文 カートテンプレート、アプリブロック
不自然な余白 削除された機能の枠やCSS
Liquid errorの文字 テーマ内に残ったアプリ用コード

表示されているページと内容をメモし、できればスクリーンショットも残しておきます。

スマホだけで起きるのか、パソコンでも起きるのかも確認してください。画面サイズによって表示を切り替えるコードが使われていると、片方にだけ残ることがあります。

Shopifyアプリを削除しても表示が残る主な原因

アプリブロックが商品ページに残っている

Shopifyのテーマでは、商品ページやカートページにアプリの機能をブロックとして追加できます。

アプリを削除したあとも、テーマエディタ内に空の枠や設定が残っている場合があります。

管理画面から次の順に開きます。

  1. 「オンラインストア」を開く
  2. 「テーマ」を開く
  3. 公開中のテーマで「カスタマイズ」を押す
  4. 表示が残っているページを選ぶ
  5. 左側の一覧からアプリ名や不明なブロックを探す

該当するブロックが見つかったら、いきなり削除せず、一度非表示にしてページを確認します。

埋め込みアプリが有効になっている

チャットボタン、アクセス解析、ポップアップなどは、「埋め込みアプリ」としてテーマ全体に入ることがあります。

テーマエディタを開き、左側にある「埋め込みアプリ」の項目を確認します。削除したアプリに関係する設定が残っていたら、スイッチを切って保存します。

同じような機能のアプリを複数使っている場合は、名前だけで判断しないでください。別のアプリまで無効にすると、現在使っている機能も消えてしまいます。

テーマ内にコードが残っている

古い方式のアプリや、導入時に手作業で設定したアプリは、テーマのファイルにコードを追加していることがあります。

Shopify公式でも、一部のアプリがテーマに追加したコードは、アプリをアンインストールしても自動では削除されないと案内しています。 が残りやすい場所は次のとおりです。

  • theme.liquid
  • product関連のテンプレート
  • cart関連のテンプレート
  • snippetsフォルダ
  • assetsフォルダ
  • sectionsフォルダ

ファイル名にアプリ名が入っているとは限りません。「app」「widget」「review」などの一般的な名前だけで削除すると、別の機能を壊すことがあります。

アプリ用のファイルを呼び出す記述だけが残っている

アプリ専用のスニペットやJavaScriptファイルが残っているだけでは、画面に何も出ないことがあります。

一方で、そのファイルを読み込む記述がtheme.liquidなどに残っていると、表示の崩れやエラーにつながります。

ファイル本体だけを削除して呼び出し部分を残すと、Liquid errorが表示される場合があります。反対に、呼び出し部分だけを消すと、不要なファイルは残りますが、すぐに表示が崩れるとは限りません。

どちらか一方だけを見るのではなく、呼び出す側と呼び出される側をセットで調べます。

編集しているテーマと公開中のテーマが違う

テーマを複製したことがある場合は、別のテーマを編集していることがあります。

管理画面の「オンラインストア」から、現在公開されているテーマを確認してください。「テーマライブラリー」にある下書きテーマを直しても、公開中のショップには反映されません。

反対に、下書きテーマでは直っているのに、古いテーマを公開し続けているケースもあります。

ブラウザに古い表示が残っている

設定やコードを直したあと、ブラウザに変更前のページが残っていることがあります。

次の方法で確認します。

  • シークレットウィンドウで開く
  • 別のブラウザで開く
  • スマートフォンのモバイル回線で開く
  • ページを再読み込みする
  • Shopifyのテーマプレビューで確認する

別の環境では消えている場合、テーマではなくブラウザ側の表示が古いと考えられます。

コードを触る前にテーマを複製する

公開中のテーマを直接編集するのは避けます。

管理画面の「オンラインストア」からテーマのメニューを開き、「複製」を選びます。複製したテーマで作業すれば、表示が崩れたときに元の状態へ戻せます。

Shopify公式も、テーマコードを編集する前にテーマを複製し、バックアップを作るよう案内しています。 アップを作ったら、次の順番で調べると余計な変更を減らせます。

  1. テーマエディタのアプリブロック
  2. 埋め込みアプリ
  3. アプリの説明ページや削除手順
  4. theme.liquid内の読み込み記述
  5. アプリ用のスニペットやJavaScript
  6. 関係するCSS

一か所直すたびに保存し、表示を確認します。複数のファイルをまとめて変更すると、どの変更で直ったのか分からなくなります。

削除したアプリを入れ直す方法は慎重に使う

削除手順を確認するため、一時的にアプリを入れ直す方法もあります。

ただし、再インストールによって以前の設定が戻るとは限りません。新しい設定が作られたり、テーマにコードが追加されたりする場合もあります。

先に次の情報を探してください。

  • アプリ公式のアンインストール手順
  • アプリ導入時に届いたメール
  • アプリ内のヘルプページ
  • Shopify App Storeの説明
  • アプリ開発元のサポート情報

削除前に専用の操作が必要だったアプリでは、管理画面からアンインストールしただけでは後片付けが終わらないことがあります。

直ったあとに確認するページ

残っていた表示が消えても、そこで作業を終わらせず、購入に関係するページを確認します。

  • トップページ
  • 商品ページ
  • コレクションページ
  • カートページ
  • 検索結果ページ
  • スマホ表示
  • パソコン表示

特に商品をカートへ入れられるか、数量変更ができるか、購入手続きへ進めるかを見てください。

見た目だけ直っていても、アプリに関係するJavaScriptを消した影響で、ボタンが動かなくなることがあります。

自分で直すのが難しいときにまとめる情報

自分で直すのが難しい場合や不安なときには、専門家に依頼するのがベター。Shopifyのネットショップの問題を修正しますなどのサービスがあります。

作業内容を伝えるときは、「アプリを消したらおかしくなった」だけでは原因を探すのに時間がかかります。

次の情報をまとめておくと状況が伝わりやすくなります。

  • 削除したアプリの名前
  • アプリを削除した日
  • 表示が残っているページのURL
  • 残っている表示のスクリーンショット
  • 使用しているテーマ名
  • テーマを手作業で編集したことがあるか
  • 表示が崩れる前に行った操作
  • スマホとパソコンのどちらで起きるか

Shopifyのネットショップの問題を修正します

 

まとめ

Shopifyアプリを削除しても表示が消えないときは、アプリ本体ではなく、テーマ側に設定やコードが残っていることがあります。

最初に調べる場所は、アプリブロック、埋め込みアプリ、公開中のテーマです。それでも残る場合は、theme.liquidやスニペット、JavaScript、CSSを確認します。

コードを編集する前にはテーマを複製し、一か所ずつ変更してください。関係がありそうなコードをまとめて消すと、商品ページやカートの別の機能まで壊れることがあります。

表示が消えたあとも、商品ページから購入手続きまで一通り操作し、ショップ全体に影響が出ていないか確かめることが必要です。

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