結婚式ムービーを自作している途中で、式場への提出期限が近づいてくると気になるのがISUM申請です。
「DVDが完成してからでないと申請できないのか」「先に申請だけ済ませられないのか」と迷うことがあります。
結論からいうと、完成前でも申請できる代行先があります。ただし、どこへ頼んでも同じではありません。完成したDVDの送付を求める申請代行もあるため、申し込む前に手順を見ておく必要があります。
DVD完成前でも申請できるのはなぜ?
ISUM申請で必要になるのは、DVDそのものだけではありません。
申請に使う主な情報は、
- 挙式日
- 挙式会場
- ムービーの種類
- 使用する曲
- アーティスト名
- 使用曲数
- 静止画中心か動画素材を含むか
などです。
これらがすでに決まっていれば、映像編集やDVD作成が終わっていなくても申請を進められる代行先があります。
つまり、「DVDが完成したか」よりも「申請内容が確定しているか」がポイントになります。
完成前に申請するなら曲を確定させる
先に申請する場合、申請後に使用曲を変更しないことが前提です。
プロフィールムービーを制作中なら、
- 新郎パートの曲
- 新婦パートの曲
- 二人のパートの曲
まで決めておきます。
「とりあえず3曲で申請して、あとで曲を選ぶ」という進め方は避けたほうがよいでしょう。
使用する楽曲が変われば、申請内容そのものが変わります。
動画素材を入れるかどうかも先に決める
曲だけでなく、ムービーの作り方も大きく変えないようにします。
たとえば、最初は写真だけで作る予定だったプロフィールムービーに、あとからスマートフォンで撮影した動画を追加するケースです。
申請では、写真を中心にした映像と、実際の動画素材を含む映像で扱いが変わる場合があります。
完成前に申請するなら、
- 写真だけで作る
- スマホ動画を入れる
- ビデオメッセージを入れる
- 動画背景を使う
といった部分まで決めておくと、申請後の変更を減らせます。
DVDを送らなくてよい代行と、送る代行がある
ISUM申請代行の手順は一つではありません。
大きく分けると次の2種類があります。
| 方法 | 進め方 |
|---|---|
| DVD送付なし | 楽曲などの情報を送って申請し、許諾証を受け取る |
| DVD送付あり | 完成したDVDを代行先へ送り、申請後の処理をして返送してもらう |
DVD送付なしなら、編集途中でも申請を始めやすくなります。
一方、完成DVDを送って処理してもらう方式では、DVD完成を待つ必要があります。
そのため、「ISUM申請は必ずDVD完成後」と考えるのではなく、利用する申請代行の手順を見ます。
DVDを送らない場合は許諾証を自分で扱う
完成DVDを送らずに申請する方式では、申請後に受け取った許諾証を自分のDVDへ反映させます。
たとえば、
- 許諾シールをDVDやケースへ貼る
- 許諾証データを印刷する
- DVDジャケットへ許諾証を配置する
といった方法があります。
どの形で式場へ提出するかは、式場側の運用も関係します。
ISUM申請を始める前に、
「許諾シールが必要ですか、それとも印刷した許諾証でもよいですか」
と式場へ聞いておくと、その後の準備がしやすくなります。
「ムービー完成日」ではなく「式場提出日」から逆算する
申請時期を考えるときは、挙式日だけを見ないようにします。
たとえば、
- 挙式日:10月20日
- 式場へのDVD提出:10月10日
なら、実際の締切は10月10日です。
さらに提出前には、
- ムービー完成
- DVD作成
- 自宅で再生確認
- 許諾証の準備
- 式場での試写
などが入ります。
挙式まで余裕があっても、式場提出日まで時間がないことがあります。
完成前申請が向いているケース
次のような場合は、ムービー完成を待たずに申請できるか確認する価値があります。
- 使用曲がすでに決まっている
- ムービー構成も決まっている
- 式場へのDVD提出日が近い
- 自分でDVDを作成する予定
- 申請と編集を並行して進めたい
反対に、まだ使用曲を迷っている段階では急いで申請しないほうがよいでしょう。
完成してから申請したほうがよいケース
次のような場合は、先に映像内容を固めたほうが安全です。
- 曲を変更する可能性がある
- 使用曲数がまだ決まっていない
- スマホ動画を追加するか迷っている
- ムービーを複数本作る可能性がある
- 歌詞表示を追加する予定がある
申請後に内容を変えるより、編集方針を決めてから申し込んだほうが手戻りを防げます。
DVD完成前に申請するときのチェックリスト
申し込む前に、次の項目を埋めてみてください。
- 挙式日が決まっている
- 正式な式場名が分かる
- ムービーの種類が決まっている
- 使用する曲が決まっている
- アーティスト名が分かる
- 使用曲数が決まっている
- 写真だけか動画も使うか決まっている
- 式場への提出期限が分かる
この中に未確定のものが多ければ、先にムービーの内容を固めます。
申請とDVD作成を同時進行するときの順番
完成前に申請できる場合は、次のように並行して進められます。
- 使用曲を確定する
- ムービー構成を確定する
- ISUM申請を進める
- ムービー編集を仕上げる
- DVDを作成する
- 最初から最後まで再生確認する
- 許諾証を指定された方法で付ける
- 式場へ提出する
ISUM申請が終わるまで映像編集を止める必要がなくなるため、提出日が近い場合は時間を使いやすくなります。
ただし、申請後に曲数や動画素材の有無を変えないことが前提です。
DVD完成前に申請する前の最終確認
最後に見るべきなのは、「DVDがまだないこと」ではなく「申請内容が変わらない状態になっているか」です。
特に、
- 曲名
- アーティスト
- 曲数
- ムービーの種類
- 動画素材の有無
は確定させます。
そのうえで、利用する申請代行が完成DVDの送付を必要としているかを確認します。
同じISUM申請代行でも手順は異なるため、ここを見ずに申し込むと予定がずれることがあります。
まとめ
ISUM申請は、利用する代行先によってはDVD完成前でも進められます。
その場合に大切なのは、DVDが完成しているかではなく、使用曲や曲数、ムービーの作り方が確定していることです。
一方で、完成したDVDの送付を必要とする申請代行もあります。
式場への提出期限から逆算し、まず使用曲とムービー構成を決める。そのうえで「完成前申請ができるか」「DVD送付が必要か」を確認すると、申請と編集を無理なく並行して進められます。

