ecforceのLP制作を外注するとき何を頼む?デザイン・実装・計測の依頼範囲を整理

Web制作系の依頼

ecforceを導入していても、広告に使うLPまで社内で制作できるとは限りません。デザイン、スマホ対応、コーディング、タグ設定を別々に進めると、担当者間の受け渡しだけで時間がかかります。

ecforceのLP制作を外注するときは、「LPを1ページ作ってください」では依頼内容が足りません。競合調査、構成、デザイン、実装、公開後の計測のうち、どこまで任せるかを先に決める必要があります。

この記事では、ecforce向けLPを外注する際の依頼範囲、見積もり前の確認事項、制作者の選び方を具体的に整理します。

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ecforceのLP制作は「1ページいくら」だけで決めない

LP制作の料金差は、ページの長さやデザイン品質だけで生まれるものではありません。見積もりに含まれる工程が違えば、同じ「LP制作」でも納品状態が大きく変わります。

外注前に分けて考えたい工程は次の6つです。

工程 主な作業 含まれていない場合に必要な対応
競合調査 広告、訴求、価格、オファー、LP構成の確認 発注者が参考LPや競合情報を用意する
構成設計 情報の順番、CTA、購入までの流れを決める 原稿をそのまま配置するだけになりやすい
デザイン 商品画像、文字、配色、ボタンなどを視覚化する 別途デザイナーへの発注が必要
スマホ対応 スマートフォンで読める文字量や余白に調整する PCでは見やすくてもスマホで崩れる可能性がある
実装・設定 コーディング、ecforceへの反映、タグ設定など 納品された画像やデザインデータを自社で実装する
計測準備 ヒートマップや広告計測に必要な設定を行う 公開後の離脱箇所や反応を確認できない

特に注意したいのが、「ecforce対応」という表記です。

ecforceで使用できるデザインを納品することと、実際の環境に反映して公開できる状態まで仕上げることは同じではありません。商品登録、フォーム、広告URL、各種タグなどの設定範囲も、外注先によって異なります。

見積もりでは「対応できますか」ではなく、「最終的にどの状態で納品されますか」と確認するのが確実です。

LP制作の外注方法は大きく3種類ある

外注先を選ぶ前に、必要な作業を3つのパターンに分けると候補を絞りやすくなります。

外注方法 任せられる範囲 向いている状況 注意点
デザインのみ 支給原稿をもとに見た目を作る 社内または別会社に実装担当者がいる コーディングやecforceへの反映は別途必要
デザイン+実装 デザインからスマホ対応、コーディングまで 公開できる状態に近づけて納品してほしい タグやフォーム設定の範囲を要確認
調査+構成+デザイン+実装 競合確認から計測準備までまとめて依頼 LP制作の担当者が社内にいない 見積金額と制作期間は大きくなりやすい

原稿、商品写真、ワイヤーフレームが完成しているなら、デザインのみの発注でも進められます。

一方で、「商品情報はあるが、何をどの順番で見せればよいか決まっていない」という段階では、構成への助言ができる制作者を選ぶ必要があります。原稿を整えないままデザイン工程へ進むと、完成後にセクションの追加や順番の入れ替えが発生し、大幅変更として追加料金になる可能性があります。

安い見積もりでも総額が高くなる5つの原因

最初の見積金額だけで外注先を選ぶと、制作途中で必要な作業が判明することがあります。追加費用につながりやすい項目を先に確認しておきましょう。

PC用デザインが基本料金に含まれていない

スマホ中心のLPでは、PC表示をスマホ版の拡張で対応する場合と、PC専用レイアウトを作る場合があります。

PCからの流入が見込まれる商材では、横幅、商品画像の見せ方、CTAの位置までPC用に設計する必要があります。PC対応がオプションなら、アクセス元の比率を見て必要性を判断します。

コーディングとecforceへの反映が別料金

デザインデータが完成しても、それだけでは広告を配信できません。

次の作業が見積もりに含まれるか確認してください。

  • スマホ対応コーディング
  • ecforce環境への反映
  • 購入ボタンやフォームへの接続
  • 広告計測用タグの設置
  • ヒートマップの導入
  • 公開前の表示確認
  • 修正後の再反映

制作者が対応可能でも、基本料金にすべて含まれるとは限りません。

商品画像や素材の用意が必要になる

支給写真だけでは、LP全体のトーンを統一できないことがあります。写真の切り抜き、背景加工、比較図、成分や特徴の説明画像などが必要になるためです。

有料素材やオリジナル画像を使う場合は、素材費、利用範囲、二次利用の可否も確認します。

修正無制限でも大幅変更は対象外

修正無制限は、方向性を何度でも作り直せるという意味ではありません。

一般的に、次のような変更は大幅変更として扱われる可能性があります。

  • ターゲットを途中で変更する
  • 商品やオファーそのものを変更する
  • 構成を最初から組み直す
  • 確定後の原稿を大量に差し替える
  • 参考デザインと異なる方向へ変更する

修正範囲を曖昧にしないためにも、初稿前に構成、原稿、デザイン方向を確認する工程が重要です。

特急対応が必要になる

広告の配信開始日や商品の発売日が決まっている場合、通常納期では間に合わないことがあります。

見積もりを依頼する段階で、単に「急ぎ」と伝えるのではなく、次の日付を示してください。

  • 原稿と素材を渡せる日
  • 初稿を確認したい日
  • 社内確認が完了する日
  • ecforceへの反映期限
  • 広告を配信する日

納期だけでなく、自社側の確認日数も制作予定に入れる必要があります。

見積もり前に用意する情報

制作会社やデザイナーが最初に必要とするのは、細かなデザイン指定よりも「誰に何を販売するLPなのか」という情報です。

最低限、次の項目をまとめておきます。

  • 商品名と商品カテゴリー
  • 単品販売、定期購入などの販売方法
  • 想定する購入者
  • LPへ流入させる広告媒体
  • LPの最終目的
  • 商品価格、割引、初回特典
  • 競合商品との違い
  • 使用できる商品写真
  • 掲載必須の注意事項
  • 参考にしたいLP
  • 参考にしたくないLP
  • ecforceへの反映希望
  • 公開希望日
  • 公開後の修正予定

「30代女性向けの美容商品」だけでは、構成もデザインも決められません。

たとえば、同じ美容商品でも、初回購入を促すLPと、定期コースの内容を理解してもらうLPでは必要な情報が異なります。広告で何を訴求し、LPでどの不安を解消し、どの条件で申し込んでもらうかまで共有すると、初稿の精度が上がります。

原稿が完成していない場合は構成から相談する

商品情報をすべて渡しても、それだけでLP原稿になるわけではありません。

商品ページには仕様を並べられますが、広告用LPでは、訪問者が購入を判断できる順番に情報を並べ直す必要があります。

基本的な構成例は次のとおりです。

  1. 誰のための商品かを伝える
  2. 商品によって解決を目指す課題を示す
  3. 商品の特徴と根拠を説明する
  4. 使用方法や利用場面を具体化する
  5. 購入前の不安を解消する
  6. 価格、送料、定期条件などを明示する
  7. 購入方法を案内する

ただし、すべてのLPをこの順番で作る必要はありません。認知度、広告クリエイティブ、価格、購入者が抱える不安によって優先順位は変わります。

外注先には「原稿作成を任せられるか」だけでなく、次の違いも確認してください。

  • 支給原稿を整える
  • 構成案について助言する
  • 見出しやCTAを提案する
  • 原稿を最初から作成する
  • 薬機法などの表現確認まで行う

特に美容・健康関連商品では、デザイン制作と表現審査を分けて依頼するケースがあります。誰が最終確認を行うのか、発注時に決めておく必要があります。

紹介サービスで依頼できる範囲

「元マーケ会社のデザイナーが魅せるLPお作りします」は、見た目だけを整えるのではなく、マーケティング視点でLPを設計するサービスです。

サービスページに掲載されている主な対応内容は次のとおりです。

  • 広告検索ツールを使った競合調査
  • 希望者への原稿構成に関する助言
  • LPデザイン
  • Adobe StockやPIXTAなどの有料素材
  • 有料フォントの使用
  • 希望者へのAIオリジナル画像作成
  • スマホ対応コーディング
  • タグの埋め込み
  • 希望者へのヒートマップ導入
  • サーバーへのアップロード
  • ecforce、Shopify、リピストへの対応
  • 納品後1カ月の修正対応

包丁、サプリ、美容商品、ペット用品、コーヒーなど、物販系LPの制作例も掲載されています。ecforceを使ったD2C商品や定期通販のLPを相談する際に、制作イメージを共有しやすい実績です。

一方、次の項目は見積もり時に確認が必要です。

確認項目 サービスページ上の情報
基本価格 掲載時点で14万円(税抜)
ラフ提案 1案
PC対応デザイン 2万円の有料オプション
テキストコーディング 金額要相談、4万円の表示あり
特急対応 要相談、4万円の有料オプション
修正 無制限。ただし大幅変更は追加料金の可能性あり
納品後の対応 1カ月間の修正対応。大幅変更は別料金
制作期間 要相談。サービスページ記載の実績目安は約58日
ecforce対応 対応可能。具体的な設定範囲は見積もりで確認

価格やオプションは変更される可能性があるため、購入前に最新のサービスページと見積もりを確認してください。

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このサービスと相性がよい依頼

紹介サービスは、次のような状況と相性があります。

  • ecforceで販売する商品が決まっている
  • 広告運用を始めるためのLPが必要
  • 原稿はあるが、構成や見せ方に自信がない
  • スマホで読みやすいLPを作りたい
  • 商品画像や説明画像もまとめて相談したい
  • コーディングやタグ設定まで依頼したい
  • 公開後にヒートマップを使って改善したい
  • 美容、健康、食品、生活用品などのD2C商材を扱っている

反対に、次の依頼は事前相談が欠かせません。

  • 数日以内の納品が必要
  • LPではなくecforce全体の初期構築を任せたい
  • 商品登録や定期購入設定まで丸ごと依頼したい
  • 広告運用そのものを代行してほしい
  • 薬機法や景品表示法の審査まで任せたい
  • 複数案を同時に比較したい
  • PC専用デザインも基本料金内で作ってほしい

LP制作とecforce全体の構築、広告運用、法務確認は別の業務です。対応できる制作者であっても、基本プランとは別見積もりになる場合があります。

見積もり相談で送る内容

最初の相談では、長い事業説明を送るより、見積もりに必要な情報を項目ごとに伝えた方が話が早く進みます。

以下の内容を埋めて送ると、依頼範囲の認識を合わせやすくなります。

  • 商品名:
  • 商品URLまたは資料:
  • 販売方法:
  • 想定購入者:
  • 広告媒体:
  • LPの目的:
  • 希望する制作範囲:
  • ecforceへの反映希望:
  • 原稿の有無:
  • 商品写真の有無:
  • 希望するデザイン:
  • PC用デザインの必要性:
  • タグ・ヒートマップの希望:
  • 公開希望日:
  • 参考LP:
  • 予算:
  • 制作実績としての公開可否:

相談文の冒頭には、「ecforceで使用する広告用LPについて、デザインから実装まで相談したい」と書きます。

そのうえで、「デザインデータの納品まで」「コーディングまで」「ecforceへの反映まで」のどこを希望するのか明記すると、見積もり後の追加作業を減らせます。

購入前に確認したい7つの質問

見積もりが届いたら、金額だけでなく納品状態を確認します。

  1. ecforceへの反映は見積もりに含まれますか
  2. スマホ版とPC版のどちらが含まれますか
  3. 原稿の構成変更はどこまで対応できますか
  4. 修正と大幅変更の境界はどこですか
  5. 広告タグやヒートマップは誰が設定しますか
  6. デザインデータや画像素材は納品されますか
  7. 公開後の修正は何日間、何を依頼できますか

さらに、制作実績として掲載されたくない商品では、購入前に非公開希望を伝えてください。公開後に依頼するより、見積もり段階で条件を確定させた方が安全です。

ecforce向けLPは公開後の修正まで考えて発注する

ecforceのLP制作を外注するときは、デザインの好みだけで制作者を選ばないことが重要です。

依頼前に整理するポイントは次の5つです。

  • 競合調査と構成設計を誰が担当するか
  • デザイン以外にどこまで実装してもらうか
  • ecforceへの反映範囲
  • タグやヒートマップの設定範囲
  • 公開後に誰が修正するか

LPは公開が完了地点ではありません。広告を配信した後に、どこまで読まれたか、どの訴求で離脱したか、CTAが押されているかを確認し、必要な箇所を直していくことが前提です。

競合調査、デザイン、スマホ対応コーディング、計測準備までまとめて相談したい場合は、商品資料と希望する納品状態を整理したうえで、無料見積もりから確認してください。

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